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決戦! 田村信VS超能力女!

ちけけーっ このヒステリックちけけはついにものすごい現場を目撃したぞーっ 超能力の嵐じゃああーっ。

前々回に紹介した田村信のフォーク曲げは久住昌之も間近で見とったんじゃな。ホームページにしっかり書いてあったわい。確かにみんなの目の前で田村信は左手でテーブルにあったフォークを持ち上げ、手首を反すと同時にU字型に曲げた! 魔法じゃっ。
吉祥寺のAndeuxという店で、前回はすれ違いで遭遇できなかった田村信と超能力女が3月27日の夜、同じ店でついに顔を会わせたのじゃっ!

いつかは対決せねばならん運命じゃった。店の大きなテーブルにはすでに超能力女がいて、2人の決戦を見ようと江口寿史、泉晴紀、久住昌之の漫画家勢、監督の河崎実の他、客の美女数名が田村信の登場を待っとった。和製トム・クルーズもおった。みんながトムなどと呼ぶこの男は客の女の子が一緒に写真をバシャバシャ撮るくらいの男前で、どこのタレントさんが来てるのかな、と思ったら、笑うと歯がなくて普通のサラリーマンじゃった。なんじゃいそりゃ。そんなことはどうでもええんじゃっ。

店のフォークは高級品で、前回みたいに曲げられちゃたまらん、ということで、美女客の1人がフォークを買いに走った。なんと買ってきたのは、100円ショップのヘナチョコフォークじゃっ。初対面の田村信が驚くほど超能力女は若くてかわいらしいOLだったが、両手でフォークを持ってゴシゴシやっていると思ったら、場が下ネタ合戦で盛り上がっている合間にいきなり2本重ねでそのフォークがU字型に曲がっとった。

大喜びのテーブル。
江口寿史「わー、すっげー曲がった曲がった」
田村信「2本だよ、2本っ。わーいっ」
泉晴紀「熱いよっ。やっぱり何らかの熱が発生するんだよっ」
超能力女「そうそう。瞬間、なんか曲がりそうって感じるの」
あっりゃーっ。
「よおーし」とかいいながら、みんながフォークを両手で持ってゴシゴシ。すると、なんと、あちこちで曲がるわ曲がるわ。
最初に泉晴紀が90度に曲げて、「わー、曲がった曲がったー」
久住昌之もグニュッ。「おおっ、ま曲がったー」
江口寿史もグニューウ。「曲がるじゃん曲がるじゃんっ」
そら曲がるじゃろ、そんな100円フォーク。最初は、「わたしゃ、半年に1度しか魔法が使えないから」とか逃げていた田村信もグニュー。美人客たちもグニュー。

U字型になったフォークを持って久住昌之が、「曲げたはいいけど、これ元には戻らないよねー」
すると美人客の1人が、そのフォークを手に取って、力任せに元通り真っ直ぐにグニュー。結局、ほとんど全員が難なくグニュー。
江口寿史「初めてだよ、フォークなんて曲げたの」
久住昌之「やっぱり超能力者がいるから、われわれにもパワーが生まれたんだよ」
河崎監督「柔らかく感じるもんなー」
泉晴紀「熱いよ。やっぱり何らかの熱が発生するんだよ」
おおーい、誰かきてくれえーっ。いい大人たちが訳のわからん超能力合戦をやっとるぞおーっ。

「あららっ、こんなに曲がったよっ」
泉晴紀がグルグルねじってもとの半分ほどの長さにフォークを縮めると、江口寿史なんかはねじりすぎて、とうとうフォークの先をねじり切ってしもうた。
「うーん、われながらすごい。超能力の記念に持って帰ろうかな。へへっ」
店が用意した江口寿史のお誕生日ケーキを泉晴紀が、変な型で半分の長さにねじ曲がったフォークで口に運びながら、「うーん。超能力フォークは食べにくい」
誰かきてくれえーっ。みんな、ちょっとおかしいぞおおーっ。全員ハイセンスないい男だが、普通じゃないわっ。女性陣はもちろん、男たちも別に力持ちでもなく、どちらかといえば、みんな非力じゃが、全員が100円フォークを曲げまくったのじゃっ。なかでも2本曲げの超能力女はさすがに能力が高い。確かに、彼女の超能力がみんなのパワーを誘発したのかもしれん。

嵐のような超能力合戦のなかで、1本だけ店の高級フォークを曲げた者がおった。田村信じゃっ。これも左手1本で瞬時に曲げたっ。
江口寿史「おわっ、これは店のフォークじゃんっ」
久住昌之「これはすごいよ」
田村信「ホッホッホッ。おれのは超能力ではないっ。魔法じゃっ」
泉晴紀「熱だよっ、熱が発生するんだよっ」
魔法は半年に1回しか使えないはずなのに、前回からはひと月しか経ってない。この疑問に田村信は「半年に1回は間違いない。ただ“半年”のあとのほうの1回と、次の“半年”の前のほうの1回の間がたったひと月でも何ら不思議ではない」などと訳のわからん理屈で切り返した。

このとき超能力女は、終電に合わせるため既に帰っておらんかった。なんだかよくわからんが、これが田村信VS超能力女決戦のすべてじゃっ。狂乱の夜じゃった。
帰り際、今回初対面だった泉晴紀に、また田村信がチューをしとった。やっぱりこの男が一番おかしいわっ。ちけけーーっ。